#亀梨くんの存在自体がプレゼント

えっ。私の人生たのしすぎ・・・??

(∵)ピンクグレープフルーツ


加藤シゲアキ先生の『ピンクとグレー』を再読しました。
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2012年1月に発売されて一度読んだ以来、暫く本棚に眠っていたり、友達に貸してなかなか返ってこなかったりして、読む機会のなかった『ピンクとグレー』。
読み返そうと思った理由は特に無くて、登下校の暇潰し程度になればいいかなと軽い気持ちで鞄に忍ばせたのがキッカケ。
鞄に入れておく際にジャケットを付けていると、私の鞄があまりにカオス過ぎるのか角が折れてしまったり傷んだりすることに気付いたので、ジャケットと帯は外していました。
『ピングレ』のジャケットを外すのは初めて。本や漫画を読む際には一度ジャケット、カバーを外して表紙裏表紙を確認するのが常なので、自分が自分で驚きました。
裸になった『ピングレ』には、黒地にブロンズと黒で描かれた絵が施されていました。
絵は作中に出てくる物で、シャンパン、ベルト、デュポン、ドクターペッパーなどが描かれています。
黒で描かれた絵は光や角度によってみえるようになっており凄くお洒落でかっこいいです。ブロンズで描かれた絵は上品さを際立てているような気がします。
中の方がシゲアキぽいな〜と感じました。ジャケットの方はシゲアキにしてはなんだか可愛いが過ぎるから。
『ピングレ』の装丁は凄く綺麗ですよね。物凄く私好みなんですよ。
表紙を開けてすぐの、半紙のような紙に印刷された千鳥格子柄から透けてみえるピンクとグレーの文字。その裏のページには薄いピンク色に白で"but it did happen"
千鳥格子柄はりばちゃんがごっちの最期の衣装に選んだのと同じ柄で、また、その衣装にはピンク色も印象的に使われています。
しおりひもも薄いピンク色なんですよね。
凄く....凄く凝っている・・・・・!!!!
内容は勿論、読む前からこんなにもわくわくどきどき楽しませてくれる本を作ってくれた講談社に感謝。


内容に関しては色々書きたいことがあるのですが、昔から感想文というものが苦手なのであまり触れないでおきます。かっこわらい。
でもこれだけ。シゲアキ先生によると、"ごっち"も"りばちゃん"もどちらも「加藤成亮」であるそうで。とはいっても完全にフィクションであると本人は言っているのですが。
このことを読み終わった後に知りました。
私は読んでいる最中も、読み終わった後も、この登場人物2人に加藤成亮を感じた瞬間はありませんでした。
何故なのか理由を書こうと思ったのですが、加藤成亮についての情報の少なさ、それ故自分の独断と偏見だらけになってしまうのと、自分の語彙力という武器の少なさに絶望したのでやめました。いつか書ければいいな。

初めて読んだ中学生の頃、「大学行ってるんやからこれくらい書けるやろ(シゲアキに対してものっそ冷たい俺)(しげごめん)」と思ってましたが、自分が大学生(しかも一応文学部)になった今、自分には出来るはずもなく、周りの人でも恐らくこれ程の文章を書ける人も少ないだろうし、単純にしげスゲー!!と思いました。

映画化、楽しみです。